カキ肉エキスの効果効能

カキは、「海のミルク」と呼ばれるように、グリコーゲン、タウリン、必須アミノ酸、亜鉛、銅、マンガン、バリウム、ヨードなどのミネラル、各種ビタミン、核酸成分などが含まれ、栄養価が非常に高い食品です。

このカキの成分を抽出して濃縮させたものが「カキ肉エキス」で、サプリメントや栄養ドリンクなどに配合されています。

タウリンはアミノ酸の一種で、心機能を高め、交感神経抑制作用により血圧を低下させ、肝機能増強して胆汁酸の分泌を促進し、血中コレステロールや中性脂肪を低下させる作用があると報告されています。

一般に、カキ肉エキスは強心・強肝、滋養強壮効果があるとして、心臓病や肝臓病、二日酔い、胆石症、性機能の減退などに応用されています。

カキは、亜鉛や様々な栄養素が豊富に含まれているため、男性的には、「海のミルク」ではなく「海の精力剤」と言ってしまって良いくらい、精力増強に有効な食材と言えます。

ちなみにカキは、一旦岩などに付着すると一生ほとんど動かないため、筋肉は退化し、そのほとんどが内蔵です。

つまりカキ肉というのは、カキの内蔵のことを言います。