トナカイは、オスとメスの両方ツノを持つシカ科で唯一の動物。オスの角の方がメスより大きいです。
トナカイの角は毎年生え変わり、オスは春に角が生え、夏くらいに角が抜け落ちます。その成長速度と、角のたくましい形にあやかり、昔から強壮剤として使われてきました。
漢方では、オスの角を鹿角(ろっかく)、まだ硬化していない柔らかい角(幼角)を鹿茸(ろくじょう)と呼び、代表的な滋養強壮薬として使っていますが、それと同様に、北欧ではトナカイの角が古くから精力剤、健康食品として利用されてきました。
トナカイの角は鹿茸との比較しても、ペプチドやアミノ酸組成が非常に似ていて、特に、男性機能に必要なアルギニンが多く含まれています。
勃起不全患者に対する研究では、性機能の改善が報告されていて、その他にも、免疫力の強化、酸化還元酵素の活性化、老化予防などが期待されています。
一般的には、漢方の鹿茸よりも安く入手できるため、ドリンク剤や健康食品等によく配合されています。
トナカイの角の効果効能
- 滋養強壮
- 性機能の改善
- 免疫力の強化
- 酸化還元酵素の活性化
- 老化予防
コメント